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公開:2022.10.17 10:00 | 更新: 2022.11.04 09:12

ダークウェブとは?

ダークウェブとは?ダークウェブとは?

以前、弊社のブログ「本当に存在する!ダークウェブの話」でもダークウェブについて記載しましたが、今回、もう少し深掘りしてご案内したいと思います。

ダークウェブとは

「ダークウェブ」と聞いて、興味が湧いて少し覗いてみようという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
反対に、アクセスしたら何か危険な感じがするなどと、なかなか踏み込めない人がいると思います。

まさに後者の通りで、十分な知識や仕組みが把握できない中でダークウェブにアクセスすると、マルウェア等に感染する可能性やサイバー攻撃のターゲットにされる可能もありますので、関わらないほうが良いと思います。

そもそもダークウェブと呼ばれている領域は、米国海軍によって、匿名性を確保することで情報通信の秘匿性を確保するという目的で作られ、通常アクセスできるインターネットとは別の独自の仮想ネットワーク上に作られた仮想空間となります。

この仮想空間は、独裁国家の反体制派や内部告発者、ジャーナリストなどが自身の安全のために完全な匿名性を維持したまま通信できる場所として発展し、言論の自由が制限されている国などで情報を自由にやり取りするために今でも活用されています。しかし、その匿名性の高さから犯罪者に目を付けられ、次第に「ダークウェブ=闇サイト、違法サイトの温床」というイメージが形成されてしまいました。

なお、ダークウェブ上のコンテンツの割合については、合法的なコンテンツ:48%、違法コンテンツ関連:34%、ダウンしているサイトが18%と発表されています。
※ダークウェブには、FacebookやTwitterなど、サーフェスウェブ上でも実在するコンテンツもあります。

このことから、ダークウェブ上では、1/3以上が、犯罪者集団が集まっている状況となっております。

ダークウェブ上で扱われる商品は、違法薬物売買・違法ポルノなどが多いですが、一般の方に関連があるものとして、よくニュースなどで取り上げられている、クレジットカード情報やアカウント情報(パスワード含む)を個人情報の売買やサイバー攻撃をうけた企業からの情報も販売・開示されているサイトがいくつもありあます。

サイバー攻撃について

2000年代半ばまでは、サイバー攻撃は、愉快犯が多く、ほぼ個人での犯行となっていましたが、現在では組織化され、ランサムウェア自体を販売しているサイトや、サイバー攻撃が成功するまでサポートするサブスクリプション型のサービス、対象企業へのサイバー攻撃請負サービスなど、情報だけの販売だけでなく、サイバー攻撃に関するサービスとして販売をされているサイトも複数見かけます。

サイバー攻撃を受けないためには

年々手口が巧妙になっているサイバー攻撃ですが、今後もサイバー攻撃と攻撃に対する対策はイタチごっこの状態が続くと思われます。
企業と個人が気を付けてセキュリティ対策にあたることで、被害を減らすことは十分可能と思います。
セキュリティ対策サービスも多数登場していますのでこの機会に自社のセキュリティ製品・サービスを確認し、対策を見直してみてはいかがでしょうか。

ダークウェブ情報漏洩調査

弊社では、ダークウェブ上に情報が販売・掲載されていないか調査サービスをご提供しております。
お気軽にお問い合わせください。
 ダークウェブ情報漏洩調査サービス

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